スマホの画面に見知らぬ番号「03-3913-6211」が表示されたとき、心臓が跳ね上がるような感覚を覚えたことはありませんか?
特に個人事業主やフリーランスの方にとって、役所からの電話というのは、何かミスをしたのではないか、督促ではないかと、悪い予感ばかりが頭をよぎるものです。
まず結論から申し上げます。
この電話番号は「王子税務署(東京都北区)」の正規の連絡先であり、詐欺電話ではありません。
そして、電話の用件は必ずしも怖い「督促」とは限らず、あなたにとってメリットのある「還付金(払いすぎた税金の返金)」のお知らせである可能性も十分にあります。
しかし、もし何らかの確認事項で電話がかかってきている場合、放置してしまうと延滞税が発生したり、最悪の場合は銀行口座の差し押さえといった深刻な事態に発展するリスクもゼロではありません。
そのため、無視は厳禁です。
- 03-3913-6211 からかかってくる「5つの主な理由」と、それぞれの緊急度判定
- 【保存版】たらい回しを回避!担当者に最速で繋ぐための「自動音声短縮ダイヤル表」
- 王子税務署へ行くべき?行かずに済む?状況別の正しい対処フロー
読み終える頃には、あの着信画面への恐怖心が消え、「なんだ、そんなことか」と冷静に対応できるようになっているはずです。
ぜひ最後までお付き合いください。
【03-3913-6211】の発信元は王子税務署で確定。まずは落ち着いてください
このセクションでは、まずあなたが感じている「恐怖」や「不安」を取り除くことを最優先にお話しします。
見知らぬ番号からの電話、それも検索して「税務署」と出たときの動揺は、私も痛いほどよく分かります。
しかし、相手の正体が正確にわかれば、対処法は自ずと見えてくるものです。
ここでは、この番号が間違いなく公的機関のものであるという根拠と、電話がかかってくる具体的な背景について、詳細に解説していきます。
どこからの着信?→東京都北区を管轄する税務署です
改めて断言しますが、電話番号 03-3913-6211 は、国税庁の組織である王子税務署の代表電話番号です。
これは、誰かが偽装した番号ではなく、公的に登録されている正規のルートからの連絡ですので、その点はご安心ください。
王子税務署の管轄エリアは、東京都北区全域です。
したがって、現在北区にお住まいの方、あるいは北区内に事業所(オフィスや店舗)を構えている個人事業主や法人に対して、電話がかかってくる可能性があります。
また、意外に思われるかもしれませんが、現在は北区に住んでいなくても電話が来ることがあります。
例えば、過去に北区に住んでいて、最近引っ越しをされた場合です。
税務署間のデータの引き継ぎや、過去の申告内容に関する確認事項がある場合、転居前の管轄である王子税務署から連絡が入るケースは決して珍しくありません。
公的電話番号リサーチ博士の失敗談

実はお恥ずかしい話ですが、私も脱サラしてフリーランスになったばかりの1年目、税務署からの着信を『どうせ営業電話か新手の詐欺だろう』と思い込み、着信拒否設定にしてしまったことがあります。
その後、重要な書類の不備があったことが判明し、修正申告のために何度も税務署へ足を運ぶ羽目になりました。
最初の一本の電話に出ていれば、郵送や簡単な手続きで済んだはずの内容でした。
あの時の血の気が引くような思いを、皆さんには絶対にしてほしくありません。
まずは『詐欺ではない』という事実を知り、深呼吸してください。
「税務署=督促」は誤解!電話がかかってくる5つの理由
「税務署から電話」と聞くと、ドラマや映画の影響で「マルサ」や「強制捜査」、「怖い督促」といったイメージを抱きがちです。
しかし、実際の業務において、そのような強硬な連絡がいきなり来ることは極めて稀です。
税務署からの電話の用件は、事務的な確認や、むしろ納税者(あなた)にとってプラスになる内容であることも多いのです。
ここでは、電話がかかってくる主な理由を5つのパターンに分類し、それぞれの緊急度を判定しました。
ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
- 緊急度: B(早めの対応推奨)
- 確定申告書や届出書の記載内容に、軽微なミスがあった場合の確認です。
- 「ここの数字が計算と合わないのですが」「印鑑が漏れていますが」といった、事務的な問い合わせがほとんどです。
- 電話口で訂正を承諾するだけで解決する場合もあれば、後日郵送での修正を求められる場合もありますが、怒られるようなことはありません。
- 緊急度: B(対応しないと損をする)
- これはあなたにとって Good News です。
- 確定申告の結果、納めすぎた税金があり、それを返金するための口座情報が不明だったり、確認が必要だったりする場合にかかってきます。
- 詐欺電話と間違えて無視し続けると、せっかく戻ってくるお金を受け取るのが遅れてしまいます。
- 緊急度: B(早めの対応推奨)
- 控除証明書やマイナンバーカードの写しなど、申告に必要な添付書類が同封されていなかった場合の連絡です。
- 「郵送で追加提出してください」という案内で終わることが大半です。
- 緊急度: S(即時対応必須)
- 指定の期限までに税金が納付されていない場合の連絡です。
- 「うっかり忘れていた」というケースも多いでしょう。
- この段階で電話に出て、「いつまでに払います」と誠実に伝えれば、いきなり差し押さえなどの大事になることはありません。
- 逆に、これを無視し続けることが最も危険です。
- 緊急度: A(冷静な準備が必要)
- 個人事業主や法人が最も恐れるものですが、全体の確率からするとそう頻繁にあるものではありません。
- 原則として、税務調査はいきなり家に押しかけてくるのではなく、事前に電話で日程調整を行います。
- この電話は「調査を行うので、都合の良い日を教えてください」という通知ですので、その場で慌てて何かを弁解する必要はありません。
- 税理士に相談する時間を確保するためにも、電話に出て日程を調整することが重要です。
以下の表に、用件別の緊急度と対応スタンスをまとめました。
▼ 用件別・緊急度チェックリスト
| 想定される用件 | 緊急度 | あなたの心理 | 推奨されるアクション |
|---|---|---|---|
| 未納・滞納の督促 | S (最高) | 焦り・恐怖 | 即座に折り返し、納付意思と予定日を伝える。 |
| 税務調査の事前通知 | A (高) | 緊張・不安 | 折り返して日程調整のみ行う(詳細は税理士へ相談)。 |
| 申告内容の計算ミス | B (中) | 疑問 | 折り返して内容を確認し、修正方法を聞く。 |
| 添付書類の不足 | B (中) | 面倒 | 折り返して、不足書類を郵送する旨を伝える。 |
| 還付金の案内 | B (中) | 期待・警戒 | 折り返して、振込先口座情報を伝える(詐欺に注意)。 |
無視し続けるとどうなる?最悪のシナリオ
「怖いから出たくない」「忙しいから後でいいや」と、着信を無視し続けるとどうなるのでしょうか。
残念ながら、税務署側の用件が消えてなくなることはありません。
むしろ、連絡が取れないことによって事態が悪化し、ペナルティが重くなっていくシステムになっています。
具体的には、以下のようなステップで状況が進行します。
- 何度も電話が来る(心理的ストレス)
- 最初は数日に1回程度だったものが、連絡がつかないと判断されると頻度が増え、職場や自宅など、登録されている別の連絡先にかかってくることもあります。
- この時点で精神的な負担はかなり大きくなります。
- 文書(お尋ね)が届く
- 電話で連絡が取れない場合、「〇〇について確認したいことがあります」という内容の文書が郵送で届きます。
- 家族や従業員に開封され、税金の問題を抱えていることが知られてしまうリスクがあります。
- 延滞税が発生する・増える
- もし用件が「未納」に関するものだった場合、本来納めるべき税金に加えて、利息にあたる「延滞税」が日割りで加算されていきます。
- 連絡を先延ばしにするだけで、支払う金額が増えてしまうのです。
- 銀行口座の差し押さえ(最終段階)
- 督促を無視し続け、悪質だと判断されると、最終手段として預金口座や給与の差し押さえが執行されます。
- これは社会的信用を失う決定的なダメージとなります。
公的電話番号リサーチ博士のアドバイス



脅すようなことを言ってしまいましたが、今の段階、つまり『電話がかかってきた段階』で対応すれば、これらの最悪のシナリオはほぼ100%回避できます。
まだ『確認』や『相談』のレベルで済む話なのです。
怖がらずに、むしろ『これ以上面倒なことになる前に解決してしまおう』という気持ちで対応するのが、一番の近道であり、精神衛生上も最善ですよ。
【スマホで見ながら操作】自動音声案内の「正解」短縮ダイヤル表
意を決して税務署に電話をかけたのに、「ただいま電話が混み合っています…」というアナウンスや、延々と続く自動音声ガイダンスにイライラした経験はありませんか?
特に国税庁のナビダイヤルは階層が深く、「自分の用件はどの番号を押せばいいのか?」が非常に分かりにくい構造になっています。
たらい回しにされた挙句、結局担当者に繋がらずに時間だけが過ぎていくのは、忙しい皆さんにとって最大のストレスでしょう。
そこで、私が実際に王子税務署の自動音声を確認し、「どの番号を押せば、どの部署に最速で繋がるか」を可視化した攻略マップを作成しました。
この表をスマホで見ながら操作すれば、無駄なガイダンスを聞く時間を大幅にカットできます。
▼ 自動音声フローチャート
※ガイダンスの途中でも番号入力は可能です。
【STEP 1】 最初のガイダンス
- 「1」番: 所得税の確定申告に関する相談(確定申告電話相談センターへ)
- 「2」番: 税務署の担当者へ取り次ぎ(一般的な問い合わせ・要件確認)
- 「3」番: インボイス制度に関するお問い合わせ
【STEP 2】 「2」番を押した後の部門選択
- 「1」番: 所得税・個人事業税・贈与税などの相談、納税証明書の発行
- 「2」番: 法人税・消費税・源泉所得税の相談
- 「3」番: 相続税の相談
- 「4」番: 徴収(納税の相談、滞納に関する相談)
- 「0」番: 交換手(オペレーター)呼び出し・担当部門がわからない場合
時間短縮!用件別・最初に押すべき「番号」リスト
上記のフローチャートを元に、あなたの具体的な「用件」に合わせて、最初に押すべき番号(ショートカットキー)を整理しました。
電話がつながった瞬間、ガイダンスを最後まで聞かずに以下の番号を押してください。
- 着信の用件を確認したい場合 → 「2」番 その後 「0」番
- 「先ほどお電話をいただいたのですが…」と伝えるのが最もスムーズです。
- 担当者の名前がわからない場合、交換手(オペレーター)が出る「0」番が最強のショートカットです。
- 自動音声に従わず、すぐに人間と話したい場合 → 「0」番
- ただし、交換手も混雑している場合は待たされる可能性があります。
- 迷ったら「0」を押すのが、昔からの電話攻略の鉄則です。
- 所得税の確定申告について相談したい場合 → 「1」番
- これは税務署の窓口ではなく、「確定申告電話相談センター」というコールセンターに繋がります。
- 一般的な制度の質問や書き方の相談なら、税務署の職員よりもこちらの方が丁寧に教えてくれることが多いです。
- 税金を納めたい、還付金の確認をしたい場合 → 「2」番 その後 「4」番
- お金の支払い(徴収)や戻り(還付)に関する専門部署に直結します。
個人事業主・フリーランスが押すべき番号はコレ
私たち個人事業主にとって、関係する部署は限られています。
もし、手元に税務署から届いた封筒(お尋ね文書)がある場合は、その文面を見てください。
そこに「部門コード」や「内線番号」が記載されていませんか?
記載がある場合は、自動音声の最初の段階でその番号を入力するよう求められることがあります(システムによりますが、最近は部門コード直接入力に対応している署も増えています)。
もし部門コード入力のアナウンスがなければ、基本的には以下のルートでOKです。
- 個人の税金(所得税・消費税)のことでかかってきた → 「2」番 その後 「1」番
- 個人課税部門という部署に繋がります。
- ここが個人事業主の「担当窓口」だと思って間違いありません。
- インボイス制度の登録や変更について → 「3」番
- 最近新設された専用ダイヤルです。
- インボイス関連の質問は非常に多いため、回線が分けられています。
繋がらない・待たされる時の「裏ワザ」と混雑回避タイム
税務署の電話は、時期や時間帯によって恐ろしく繋がりにくくなります。
特に、確定申告期間(2月16日〜3月15日)は、電話回線がパンク寸前になることが日常茶飯事です。
また、毎月の「五十日(ごとおび)」(5日、10日、15日…など5の倍数の日)や月末も、企業の経理担当者からの問い合わせが増えるため混雑します。
私が長年のリサーチで導き出した、比較的繋がりやすい「狙い目」の時間帯は以下の通りです。
- 8:30 〜 9:00(開庁直後)
- 職員が出勤してすぐの時間帯。まだ問い合わせが少なく、最も繋がりやすいゴールデンタイムです。
- 16:00 〜 17:00(閉庁前)
- 夕方は駆け込み需要もありますが、午後のピークを過ぎて落ち着くタイミングでもあります。
逆に、絶対に避けるべきなのは「12:00 〜 13:00」の昼休み時間帯です。
役所は完全に一斉休憩をとるわけではありませんが、交代制で職員数が半分以下になるため、電話に出られる人数が極端に減ります。
「昼休みにかけよう」と考える会社員の方が多いですが、これは逆効果です。
あえて午前中の10時台や、午後の14時台を狙うのが、ストレスなく繋ぐためのコツです。
公的電話番号リサーチ博士のテクニック



どうしても繋がらないときは、あえて『代表電話(交換手)』を経由せずに、用件に近い部署の番号(例えば徴収部門など)を直接狙ってかけるのも一つの手ですが、これは上級者向けです。
基本的には『朝イチ8:30』にアラームをセットしてかけるのが、最も確実な攻略法ですよ。
折り返す前の準備!手元に用意すべき「3種の神器」
深呼吸をして、かけるべき番号も把握しました。
いざ、折り返しの電話をかけるその前に、必ず手元に用意していただきたいものがあります。
電話が繋がってから「えーと、ちょっと待ってください…」とガサゴソ書類を探すのは、相手(税務署職員)を待たせることになり、心証を悪くするだけでなく、あなた自身の焦りにも繋がります。
スムーズに、そしてプロフェッショナルに対応するために、以下の「3種の神器」を机の上に並べてから受話器を取ってください。
これがないと話が進まない「マイナンバー」と「屋号」
税務署の職員は、まず間違いなく本人確認から入ります。
名前と住所だけでなく、個人事業主であれば「屋号(お店や事務所の名前)」、そして最も重要なのが「マイナンバー(個人番号)」です。
特に最近のシステムでは、マイナンバーで個人のデータを管理・検索しているため、これを口頭で伝えるだけで、相手はすぐにあなたのデータ画面に到達できます。
- マイナンバーカード(または通知カード)
- 確定申告書の控え(整理番号が書いてあればベスト)
これらを必ず目の前に置いておきましょう。
整理番号とは、確定申告書や税務署からのお知らせに印字されている数字です。これがあると検索スピードが格段に上がります。
過去の申告書・届いた通知書(もしあれば)
電話の用件が「過去の申告内容の確認」だった場合、職員はあなたの提出した書類を見ながら話を進めます。
「令和〇年分の申告書の、第2表の右上の数字についてですが…」
と言われたときに、あなたも同じ書類を見ていなければ、会話が成立しません。
- 直近3年分くらいの確定申告書の控え
- 税務署から届いた封筒やハガキ(もし手元にあれば)
これらを用意しておくと、「ああ、その件ですね」とすぐに対応でき、話が早いです。
メモ帳とカレンダー(スケジュール帳)
最後に忘れてはならないのが、記録用具です。
税務署からの電話では、専門用語や数字、日付など、正確に記録すべき情報が多く出てきます。
また、万が一「来署(税務署に来てください)」と言われた場合、その場で日程調整をする必要があります。
「えっと、手帳どこだっけ…」と慌てないように、スマホのカレンダーアプリを開ける状態にしておくか、紙の手帳を開いておきましょう。
- 担当者の名前(部署名)
- 言われた用件の要点
- 次にやるべきアクション(郵送?来所?訂正?)
これらを走り書きできるメモ帳とペンは必須です。
特に「担当者の名前」は重要です。次に電話したときに「〇〇さんをお願いします」と言えれば、たらい回しを完全に回避できるからです。
「行かないとダメ?」王子税務署へのアクセスと現地情報
電話で話した結果、「一度、資料を持って来署してください」と言われてしまうケースも残念ながらあります。
あるいは、電話がつながらないので直接行って話をつけたい、という方もいるかもしれません。
しかし、何も知らずに王子税務署へ向かうと、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
公式サイトには載っていない、現地を知る者だからこそ分かるリアルなアクセス情報と注意点をお伝えします。
王子税務署の所在地とアクセス(電車・バス)
まずは基本情報です。
- 所在地: 〒114-8560 東京都北区王子3丁目22番15号
- 最寄駅:
- JR京浜東北線・東京メトロ南北線 「王子駅」 北口より徒歩15分
- 東京メトロ南北線 「王子神谷駅」 2番出口より徒歩10分
公的電話番号リサーチ博士のコメント



地図アプリで見ると近く見えますが、王子駅からは意外と歩きます。しかも微妙な上り坂があったりします。
徒歩15分というのは、信号待ちを含まない時間です。
実際には20分近くかかると見ておいた方が良いでしょう。
夏場や雨の日は、王子駅からバス(都営バス『王子四丁目』下車)を利用するのが賢明です。
南北線ユーザーなら、王子神谷駅の方が断然近くて楽ですよ。
【要注意】駐車場は「数台」のみ!車で行くべきではない理由
ここが最大の注意点です。
国税庁の公式サイトには「駐車場あり」と記載されていることがありますが、これを鵜呑みにして車で行くと痛い目を見ます。
王子税務署の敷地内駐車場は、台数が非常に少なく(数台レベル)、狭いです。
普段でも満車であることが多いですが、特に確定申告期間中(2月〜3月)は、駐車場が閉鎖されるか、納税者用スペースがゼロになることが常態化しています。
周辺道路も狭く、入場待ちで並ぶことは近隣迷惑となるため禁止されています。
どうしても車で行く場合は、近隣のコインパーキングを利用するしかありませんが、このエリアは住宅街であり、大型のコインパーキングは少ないです。
満車で停められず、周辺をぐるぐる回っているうちに予約時間に遅れる…というのが最悪のパターンです。
原則として、電車またはバス、自転車での来署を強く推奨します。
(ちなみに駐輪場は敷地内にありますが、こちらも時期によっては溢れかえります。)
窓口の受付時間と「入場整理券」の罠
王子税務署の開庁時間は、平日(月〜金)の午前8時30分から午後5時までです。
土日祝日は基本的にお休みです(※確定申告期間中の特定の日曜日は開庁することがあります)。
そして、ここでもう一つ重要な落とし穴があります。
それは「入場整理券」の存在です。
特に確定申告の時期(2月〜3月)は、ふらっと税務署に行っても、中に入れてもらえないことがあります。
混雑緩和のため、当日配布される整理券を持っているか、LINEで事前発行された整理券画面を見せないと、相談会場に入場すらできないのです。
「せっかく会社を休んで来たのに、整理券が終了していて門前払いされた」
という悲劇を防ぐためにも、来署が必要になった場合は、電話口で担当者に「予約は必要ですか?」「整理券は必要ですか?」と必ず確認してください。
もし担当者との個別面談の約束ができているなら、受付で「〇〇部門の××さんと約束しています」と伝えれば、整理券なしで通してもらえるケースがほとんどです。
詐欺電話かも?と疑う場合のチェックポイント
ここまで「03-3913-6211」は正規の番号であるとお伝えしてきましたが、昨今は非常に巧妙な特殊詐欺が横行しています。
「税務署を名乗る電話がかかってきたが、番号が違う気がする」
「非通知でかかってきた」
「内容がお金の話ばかりで怪しい」
そんな違和感を持ったときに、本物の税務署職員と、偽物の詐欺師を見分ける決定的なポイントを伝授します。
自分の身を守るために、以下の知識を頭の片隅に入れておいてください。
税務署職員は「ATMで振り込んで」とは絶対に言わない
これが最大の防御策です。
還付金(お金が戻ってくる)の話であれ、追徴課税(お金を払う)の話であれ、税務署の職員が「ATM(現金自動預け払い機)」に行って操作をするように指示することは、100%あり得ません。
「還付金があるので、今すぐATMで手続きしてください」
「今日中に振り込まないと口座を凍結します」
このような言葉が出たら、その瞬間に電話を切ってOKです。それは間違いなく詐欺です。
税金の納付は、金融機関の窓口、コンビニ、e-Tax(電子納税)、クレジットカード払いなどで行うものであり、携帯電話で通話しながらATMを操作させることは絶対にありません。
ショートメール(SMS)での督促は「国税庁」を名乗る偽物
最近急増しているのが、スマホのSMS(ショートメッセージ)に届く国税庁を騙るメッセージです。
「【国税庁】重要なお知らせ。未払いの税金があります。下記URLから確認してください」
といった内容で、リンクが貼られているものです。
断言しますが、国税庁や税務署が、個人の携帯電話番号宛にSMSで納税の督促や案内を送ることはありません。
(※一部の特殊な周知広報などでSMSが使われる事例が全くないわけではありませんが、URLをタップさせて個人情報を入力させたり、納税させたりすることは絶対にありません。)
公的電話番号リサーチ博士のデータベース



私のデータベースには、詐欺SMSのURLパターンが山ほど蓄積されています。
多くの偽サイトは、国税庁の公式サイト(nta.go.jp)に似せたデザインで作られていますが、URLをよく見ると『nta-go-jp.xyz』とか『https://www.google.com/search?q=kokuzei-tax.com』のように、不自然なドメインになっています。
とにかく、SMSで来た税金のお知らせは全て無視。リンクは絶対に踏まない。
これだけで、フィッシング詐欺のリスクはゼロにできます。
03-3913-6211 (王子税務署) に関するFAQ
最後に、検索などでよく寄せられる質問について、Q&A形式で簡潔にお答えします。
ここまでの解説で触れられなかった細かい疑問も、ここで解消しておきましょう。
間違い電話だった場合はどうすればいいですか?
一言「間違いです」と伝えてください。
もしあなたに関係のない人の名前を言われたり、身に覚えのない用件だった場合は、登録されている電話番号が間違っている可能性があります。
そのまま無視して切ってしまうと、税務署側は「連絡がつかない」と判断し、何度もかけ直してきます。
「その名前の者はおりません」「電話番号が違います」と冷静に伝えれば、税務署側でデータを修正し、二度とかかってこなくなります。
北区から引っ越したのに、なぜ王子税務署から?
情報の引き継ぎタイムラグや、過去の申告に関する確認です。
住民票を移しても、税務署の管轄変更手続き(異動届)が処理されるまでにはタイムラグがあります。
また、例えば「2年前の申告内容」について調査する場合、その当時あなたが住んでいた場所を管轄する税務署(王子税務署)が担当することになります。
現在の住所地の税務署ではなく、旧住所地の税務署から連絡が来るのは、税務行政上よくあることです。
確定申告の時期以外でも電話は来ますか?
はい、一年中かかってくる可能性があります。
むしろ、確定申告の時期(2月〜3月)は窓口が忙しすぎるため、個別の調査や確認電話は、その繁忙期を過ぎた夏〜秋(7月〜11月頃)に行われることが多いです。
「申告時期じゃないから油断していた」というタイミングで、数年前の申告に対する「お尋ね」が来るのが、税務署あるあるです。
まとめ:03-3913-6211は安全な番号。恐れず折り返しを!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
最初の不安は、少し解消されましたでしょうか?
今回の記事の要点を改めてまとめます。
- 03-3913-6211 は、詐欺ではなく「王子税務署」の正規の電話番号である。
- 用件は「督促」とは限らず、還付金の連絡や事務的な確認の場合も多い。
- 無視し続けると延滞税や差し押さえのリスクがあるため、放置は厳禁。
- 折り返す際は、自動音声短縮ダイヤル表を活用し、「マイナンバー・資料・メモ」を手元に用意する。
最後に、今すぐ取るべきアクションをチェックリストにしました。
- [ ] 着信履歴の時刻を確認する(平日8:30〜17:00内か?)
- [ ] 手元にマイナンバー(通知カード)とメモ帳を用意する
- [ ] 申告書控えやお尋ね文書があれば机に出す
- [ ] 心を落ち着け、03-3913-6211 に発信する
- [ ] 自動音声が流れたら、用件に合った「番号」を押す(迷ったら「0」)
電話の向こうにいるのは、恐ろしい取立人ではなく、事務仕事をこなす公務員の方です。
あなたが誠実に対応すれば、相手も丁寧に対応してくれます。
この電話一本で、胸のつかえが取れ、安心して仕事や生活に戻れるはずです。
さあ、勇気を出して、スマホの通話ボタンを押しましょう。
あなたの問題が、最短でスムーズに解決することを願っています。










