突然、見知らぬ「03」から始まる番号から着信があると、誰でもドキッとするものです。
仕事中や移動中にスマートフォンが震え、画面に「0356589331」と表示されたあなた。
結論から申し上げますと、この番号は「江戸川南税務署」の正規の電話番号であり、詐欺や迷惑電話ではありません。
しかし、安心してばかりはいられません。
これは税金の未納や申告内容の確認など、放置するとあなた自身が不利益を被る可能性が高い「重要連絡」であるケースがほとんどだからです。
- 詐欺電話と本物の税務署を見分ける「決定的な違い」
- 電話がかかってくる4つの主な理由(還付・不備・督促・調査)
- 折り返し電話をする前に手元に用意すべき「3つの書類」
【結論】0356589331は「江戸川南税務署」からの重要連絡です
まずは深呼吸してください。
この番号は、詐欺グループが適当にかけている怪しい電話ではありません。
日本の行政機関である国税庁が管轄する、公的な機関からの連絡です。
安全性判定:安全(公式番号)
発信元: 江戸川南税務署(東京都江戸川区)
用件の緊急度: 高(放置は推奨しません)
対応の推奨: 準備を整えてからの折り返し電話
公式サイトでの照合結果
私が国税庁の公式サイトおよび公的なデータベースを徹底的に照合した結果、この番号は間違いなく江戸川南税務署の代表電話番号であることが確認できました。
以下の基本情報をご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 江戸川南税務署 |
| 電話番号 | 03-5658-9331 |
| 所在地 | 〒134-8555 東京都江戸川区西葛西7丁目25番18号 |
| 管轄地域 | 江戸川区のうち、葛西・小松川地区など(南側エリア) |
| 出典 | 江戸川南税務署|国税庁 |
このように、国税庁のページにもはっきりと記載されています。
まずは「どこかの詐欺業者が、名簿を使って手当たり次第にかけてきたわけではない」という事実を知り、安心してください。
詐欺ではないか?見分けるポイント
「でも、税務署を名乗る詐欺も多いとニュースで聞いたことがある……」
その警戒心は非常に素晴らしいです。
実際に、国税庁の職員を装った「振り込め詐欺」や「個人情報の搾取」は横行しています。
しかし、本物の税務署からの連絡と、詐欺グループからの連絡には、明確な違いがあります。
以下の表で、あなたの受けた電話がどちらの特徴に当てはまるか確認してみましょう。
| 特徴 | 本物の税務署 (03-5658-9331) | 偽物・詐欺の可能性大 |
|---|---|---|
| 発信時間 | 原則、平日の8:30〜17:00 | 土日祝日、深夜、早朝にかかってくる |
| 話し手 | 最初は自動音声、その後人間が出る | 最初から最後まで機械音声(AI音声) |
| 内容 | 「申告内容の確認」「日程調整」 | 「未納があります」「法的措置を取ります」と脅す |
| 要求 | 書類の郵送や、窓口への来署 | ATMへの誘導、ギフトカードの購入 |
| 通知手段 | 電話、または郵送 | SMS(ショートメッセージ)、メール |
特に重要なのは「SMS」です。
国税庁や税務署が、ショートメッセージ(SMS)やLINEを使って、税金の未納通知や督促を行うことは絶対にありません。
もしあなたのスマホに「未払いの税金があります。下記URLから確認してください」といったSMSが届き、そこにこの電話番号が書かれていたとしても、それはSMS自体が偽装されたものです。
今回のケースのように、「0356589331」から直接音声通話での着信があった場合は、本物の職員があなたと話をしようとしていると考えて間違いありません。
参考リンク:税務署の職員を装った「振り込め詐欺」にご注意ください|国税庁
▼筆者の実体験:私が焦った「本物」の着信

私(博士)も独立して個人事業主になったばかりのころ、税務署からの電話を「どうせ営業か何かだろう」と高をくくって無視し続けた経験があります。
当時は「03」から始まる知らない番号=迷惑電話、という先入観があったのです。
しかし、数日後に自宅のポストに「お尋ね」というタイトルの封書が入っていました。
そこには「電話しましたが繋がらなかったため、書面にてご連絡します」とあり、私の確定申告に計算ミスがあったことが記されていたのです。
その瞬間、血の気が引いたのを今でも鮮明に覚えています。
「もっと早く出ていれば、こんな心臓に悪い思いをしなくて済んだのに……」と後悔しました。
この経験から、私は「03」からの着信は、まずは番号検索をして、公的機関であれば必ず折り返すという習慣を身につけました。
あなたには、あの時の私のような冷や汗をかいてほしくありません。
税務署が電話をかけてくる「4つの理由」と緊急度
「本物であることはわかった。でも、一体なんの用事なんだ?」
「自分は何か悪いことをしてしまったのか?」
そんな不安が頭をよぎっていることでしょう。
税務署が個人に電話をかけてくる理由は、大きく分けて4つのパターンしかありません。
そして、そのほとんどは「逮捕される」とか「莫大な罰金を取られる」といった怖いものではなく、単なる事務的な確認です。
可能性が高い順に、それぞれの内容と緊急度を解説します。
- 申告内容の確認(軽微なミス):約60%
- 還付金の手続き(ポジティブ):約20%
- 納付の催促(要対応):約15%
- 税務調査の事前連絡(稀だが重要):約5%
【理由1:事務確認】計算ミスや添付書類の不備
これが最も多いパターンです。
特に確定申告の時期(2月〜3月)や、その処理が終わる時期(4月〜6月頃)によくかかってきます。
税務署では、提出された申告書をシステムと職員の目でチェックしています。
その過程で、以下のような「うっかりミス」が見つかった場合に、電話で問い合わせが入るのです。
- 計算の合計金額が合っていない。
- 生命保険料控除の証明書などの添付書類が同封されていない。
- マイナンバーの記載がない、または本人確認書類のコピーが不鮮明。
- 扶養家族の年収要件が、規定を超えている可能性がある。
これらは、言われた通りに書類を再提出したり、修正申告(間違いを直す手続き)をしたりすれば済む話です。
決して「脱税」として厳しく追及されるようなものではありません。
早めに対応すれば、スムーズに処理が完了します。
【理由2:還付金】口座情報の確認など
これはあなたにとって「良い知らせ」であるパターンです。
確定申告をして、税金が戻ってくる(還付される)予定の人にかかってくることがあります。
例えば、還付金を振り込むための口座番号が間違っていたり、本人名義以外の口座を指定していたりする場合です。
税務署としては「お金を返したいけれど、振り込めなくて困っている」という状況です。
この電話を無視し続けると、せっかく戻ってくるはずのお金がなかなか手元に入らないことになります。
非常にもったいないので、心当たりがある場合はすぐに折り返しましょう。
【理由3:督促】税金の未納・納期限過ぎ
もしあなたが、納めるべき税金(所得税、消費税、住民税など)をうっかり忘れていたり、口座振替の残高不足で引き落としができなかったりした場合、この電話がかかってきます。
「督促」と聞くと怖いイメージがありますが、初期段階ではあくまで「お知らせ」に近いトーンです。
「納期限が過ぎていますが、ご入金の確認が取れておりません。いつ頃納付できそうですか?」といった確認がなされます。
ここで重要なのは、「悪意があって払わないわけではない」という姿勢を見せることです。
電話に出て「すみません、うっかりしていました。すぐに払います」と伝えれば、大きなトラブルにはなりません。
逆に、これを無視し続けると「払う意思がない」とみなされ、事態が悪化します。
【理由4:税務調査】日程調整の連絡
個人事業主や法人経営者にとって、最も緊張するのがこのパターンでしょう。
いわゆる「税務調査」の事前連絡です。
ただし、映画やドラマのように、突然スーツを着た男たちが家に上がり込んでくる……ということは、通常の任意調査ではまずありません。
税務署は必ず事前に電話で「帳簿の確認にお伺いしたいのですが、ご都合いかがでしょうか?」と日程調整を行います。
ここで電話に出ることは、調査の日程をこちらの都合に合わせてもらうための重要な交渉の第一歩でもあります。
「今は繁忙期なので、来月にしてほしい」といった相談も、電話であれば可能です。
むやみに怖がらず、まずは要件を聞くことが大切です。
焦らず対応!折り返し電話の「完全準備マニュアル」
さて、相手の正体と用件の目安がついたところで、いよいよ折り返しの電話をかけましょう。
しかし、何も準備せずにいきなりリダイヤルするのはおすすめしません。
税務署の電話対応は非常に事務的であり、手元に情報がないと「確認してまたかけ直します」という二度手間になりがちだからです。
スムーズに、かつプロフェッショナルに対応を終わらせるための「3つの神器」をご紹介します。
- [ ] 確定申告書の控え
- [ ] マイナンバーカード(通知カード)
- [ ] カレンダー・手帳
手元に用意すべき「3つの神器」
これが最も重要です。
電話では「申告書の第◯表の、××の欄の数字についてですが……」といきなり具体的な箇所の話をされることが多いです。
手元に控えがあれば、「ああ、ここの数字ですね」とすぐに話が通じます。
控えがないと、何を指摘されているのか全く理解できず、不安だけが募ることになります。
e-Taxで申告した場合は、スマホやPCの画面で申告データを開ける状態にしておきましょう。
本人確認のために、マイナンバー(個人番号)の下4桁などを聞かれることがあります。
暗記している人は少ないと思いますので、すぐに読み上げられるように手元に置いておきましょう。
もし用件が「税務署への来署依頼」や「税務調査」だった場合、その場で日程を決める必要があります。
「えーっと、予定を確認しないとわかりません……」と慌てるよりも、その場で「来週の火曜日の午後なら空いています」と即答できたほうが、主導権を握れます。
自動音声ガイダンスの攻略法
03-5658-9331に電話をかけると、職員がいきなり出るのではなく、まずは自動音声ガイダンスが流れます。
ここで操作を間違えると、たらい回しにされたり、ずっと待たされたりしてストレスが溜まります。
基本的なガイダンスの流れと、選ぶべき番号を予習しておきましょう。
- 「2番」を選ぶケース
「税務署からの照会、確定申告に関する相談」などは、通常「2番」が案内されます。
個人課税部門や管理運営部門など、担当部署に繋がるルートです。 - 「0番」を選ぶケース(おすすめ)
もしガイダンスを聞いてもどれを選べばいいかわからない場合、あるいは着信履歴のみで用件が全く検討がつかない場合は、迷わず「0番」を押してください。
これは「交換手(オペレーター)」に繋がる番号です。
交換手が出たら、次のように伝えれば完璧です。
「お世話になります。先ほどそちらからお電話をいただいた、○○(自分の名前)と申します。ご担当者様にお繋ぎいただけますでしょうか」
こう伝えれば、交換手が電話番号から担当部署を探して繋いでくれます。
担当者が不在だった場合の伝え方
税務署の職員は、一日中デスクに座っているわけではありません。
管轄地域を回っていたり、窓口対応をしていたりして、席を外していることが多々あります。
せっかく勇気を出して折り返したのに「担当者は不在です」と言われると、拍子抜けしてしまいますよね。
そんな時は、ただ「またかけます」と切るのではなく、必ず「電話があった証拠」を残しましょう。
「それでは、担当の方にお電話いただいた件で折り返しお電話した旨と、私の名前、電話番号をお伝えいただけますでしょうか。戻られましたら、折り返しいただけますと幸いです」
このように伝言を残しておけば、あなたの「対応する意思」は伝わりますし、次は向こうからかけてきてくれるはずです。
無視し続けるとどうなる?(リスク解説)
「やっぱり怖いから、このまま無視しちゃダメかな……」
「忙しいし、面倒くさいな……」
その気持ち、痛いほどよくわかります。
公的機関とのやり取りはエネルギーを使いますし、できれば関わりたくないのが本音でしょう。
しかし、元・着信拒否のプロである私から見ても、税務署の電話だけは無視してはいけません。
ここでは、脅すわけではなく、あくまで事実として「無視し続けた場合に起こりうるプロセス」をお伝えします。
再度の電話・文書での呼び出し
まず、1回電話に出なかったからといって、すぐに逮捕されるようなことはありません。
しかし、税務署は連絡がつくまで、時間帯を変えて何度か電話をかけてきます。
それでも繋がらない場合、次は「お尋ね」や「来署依頼」といった文書が封書で届きます。
これらが自宅に届くと、同居している家族に「税務署から手紙が来ているけれど、何事?」と心配をかけてしまうことになります。
家族に内緒で副業をしている場合などは、ここで発覚してしまうリスクもあります。
最悪のケース:延滞税の増加や差押え
もし用件が「税金の未納」だった場合、リスクは金銭的なものになります。
本来納めるべき期限を過ぎると、一日ごとに「延滞税」という利息のようなものが加算されていきます。
連絡を無視している間も、この延滞税は雪だるま式に増えていくのです。
そして、電話も手紙もすべて無視し、督促状も放置し続けると、最終的には法律に基づき、預金口座や給与の差し押さえが執行されます。
これは税務署の職員が意地悪だからではなく、法律でそう決まっているからです。
博士の経験則



税務署の職員も人間です。
「電話に出て事情を説明してくれる人」と「無視して逃げ回る人」では、心証が全く違います。
もし今すぐ払えない事情があったとしても、電話に出て正直に相談すれば、分割納付などの相談に乗ってくれることがほとんどです。
「無視」こそが、最も自分の首を絞める行為だと覚えておいてください。
江戸川南税務署へのアクセス・基本情報
電話で話した結果、「書類を持って窓口に来てください」と言われることもあります。
また、確定申告の時期には、直接相談に行きたいという方もいるでしょう。
江戸川南税務署へ行くためのアクセス情報をまとめました。
所在地と開庁時間
江戸川南税務署は、西葛西エリアにあります。
似た名前の「江戸川北税務署」とは場所が全く異なりますので、間違えないように注意してください。
- 住所: 〒134-8555 東京都江戸川区西葛西7丁目25番18号
- 最寄駅: 東京メトロ東西線「西葛西駅」南口から徒歩約10分
- 開庁時間: 平日 8:30〜17:00
- 土日祝日および年末年始は閉庁しています。
- ただし、確定申告期間中の特定の日曜日は開庁している場合があります(要確認)。
駐車場と混雑状況
- 駐車場: あり(台数に限りがあります)
- 混雑状況:
確定申告の時期(2月16日〜3月15日頃)は、駐車場待ちの車で周辺道路が渋滞するほど混雑します。
また、署内の相談会場に入るための「整理券」が必要になり、早朝から並ばないと入れないこともあります。
この時期に行く場合は、車ではなく電車・バスを利用することを強くおすすめします。
通常期(4月〜12月など)であれば、そこまで混雑しておらず、比較的スムーズに手続きができます。
よくある質問(FAQ)
最後に、税務署からの電話に関して、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
折り返し前にサッと目を通しておくだけで、安心感が違います。
ワン切りされました。折り返すべき?
念のため確認するのが無難です。
基本的には、税務署がワン切り(呼び出し音を1回だけ鳴らして切ること)をすることはありません。
通信トラブルや、職員の操作ミスの可能性も考えられます。
着信履歴に「0356589331」と残っているのであれば、数分〜数十分おいてから「先ほど着信があったようですが」と確認の電話を入れるのが最も安心です。
間違いであれば「失礼しました」で終わりますし、重要連絡ならその場で用件がわかります。
知らない携帯番号からかかってくることはある?
原則としてありません。詐欺を疑ってください。
税務署の職員が、業務のために自分のプライベートな携帯電話(090や080から始まる番号)を使って納税者に電話をかけることはありません。
また、税務署から「携帯電話の番号」で着信があり、折り返すと「未納分の支払いを」と言われるケースは、ほぼ間違いなく詐欺です。
必ず、今回ご紹介した公式の代表番号(0356589331)かどうかを確認してください。
仕事で平日の日中に電話できません。
昼休みやe-Taxのメッセージボックスを活用しましょう。
税務署の窓口は17時で閉まりますが、電話自体は17時ギリギリまで繋がることが多いです。
また、お昼休み(12時〜13時)の時間帯も、職員が交代で電話番をしていることがあります。
どうしても電話する時間が取れない場合は、e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用している人であれば、ログインして「メッセージボックス」を確認してみてください。
電話で伝えようとしていた内容と同じ通知が、メールで届いている場合があります。
参考リンク:e-Tax:メッセージボックス確認
まとめ:怖がらずに「折り返し」が一番の解決策
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
突然の税務署からの電話に、最初は心臓が止まるような思いをしたかもしれません。
しかし、正体が「江戸川南税務署」とわかり、用件のパターンも理解できた今、あなたの不安は随分と小さくなっているはずです。
もう一度、大切なポイントをお伝えします。
税務署からの電話は、あなたを叱るためのものではなく、「事務手続き上の確認」あるいは「あなたに還付金を返すための連絡」である可能性が高いのです。
怖がって無視をすればするほど、事態は複雑になり、精神的な負担も大きくなります。
逆に、今すぐ折り返してしまえば、ほんの数分で「なーんだ、そんなことか」と解決し、スッキリとした気持ちで日常に戻れるでしょう。
さあ、スマホを手に取り、準備を整えて対応してしまいましょう。
- [ ] 着信履歴の番号が「03-5658-9331」か再確認
- [ ] 申告書の控えとカレンダーを手元に用意
- [ ] 平日8:30〜17:00に発信(時間外なら翌朝一番に)
- [ ] 自動音声が流れたら「0番」(または2番)をプッシュ
- [ ] 「先ほど着信があった件で折り返しました」と伝える
あなたが無事に用件を済ませ、安心できることを心から願っています。









