スマホの画面に表示された見知らぬ番号「03-3802-4111」。
インターネットで検索すると「迷惑電話」なんて口コミもちらほら見かけて、不安になりますよね。
実は私も昔、同じように税務署からの電話を無視してしまい、後で冷や汗をかいた経験があります。
結論から言うと、この番号は荒川税務署からの正規の連絡です。
詐欺電話ではありませんが、税金の未納や申告内容の確認である可能性が高いため、無視は絶対に推奨しません。
- 税務署が電話をかけてくる「よくある3つの理由」と「税務調査の確率」
- 無視し続けるとどうなる? 延滞税や差押えなど、リアルなリスク
- 慌てず対応するための「折り返し会話マニュアル」と自動音声の短縮番号一覧
これを読めば、受話器を取る前の「得体の知れない不安」が消え、冷静に対処できるようになります。
まずは深呼吸をして、状況を整理していきましょう。
【結論】03-3802-4111は「荒川税務署」の代表電話です
まず、最も重要な事実確認から始めましょう。
あなたのスマホにかかってきた「03-3802-4111」という番号は、間違いなく東京都荒川区を管轄する「荒川税務署」の代表電話番号です。
これは私が独自に推測したものではなく、国税庁の公式サイトで公開されている確実な情報です。
国税庁公式サイトで番号を確認済み(詐欺ではありません)
インターネット上の電話番号検索サイトを見ると、「迷惑電話」「しつこい」といったネガティブな口コミが書き込まれていることがあります。
これを見て「出なくていいや」と判断してしまうのは非常に危険です。
なぜなら、税務署からの電話は、基本的に何らかの事務的な用件(情報の不備や確認)がある場合にしかかかってこないからです。
受ける側にとっては「面倒な電話」かもしれませんが、決して悪意のある「迷惑電話」や「詐欺」ではありません。
その証拠として、以下の国税庁公式サイトの情報を参照してください。
荒川税務署の連絡先
所在地:〒116-8588 荒川区西日暮里6丁目7番2号
電話番号:03-3802-4111(代表)
引用元:荒川税務署|国税庁
このように、国税庁が公式に発表している番号と完全に一致しています。
この番号は「代表電話」と呼ばれ、署内の様々な部署につながる窓口の役割を果たしています。
例えば、管理運営部門、徴収部門、個人課税部門、資産課税部門、法人課税部門など、荒川税務署内のすべての部署への入り口がこの番号なのです。
つまり、着信があった時点では「どの部署の」「誰が」「何の用件で」かけてきたかまでは特定できませんが、「荒川税務署の誰か」であることは確定しています。
最近は、国税庁を名乗る自動音声の詐欺電話や、未納を知らせる偽メール(フィッシング詐欺)も横行しています。
しかし、03-3802-4111という番号通知でかかってくる電話に関しては、正規の荒川税務署からの連絡と考えて間違いありません。
まずは「詐欺ではない」という点で安心してください。
なぜ携帯に? 個人事業主にかかってくる背景
「自宅の固定電話ならまだしも、なぜ私の携帯番号を知っているの?」
そう不審に思う方もいるかもしれません。
しかし、よく思い出してみてください。
あなたが過去に提出した確定申告書や、開業届、あるいは青色申告承認申請書などに、連絡先として携帯電話番号を記入していませんか?
税務署の職員は、提出された書類に記載されている連絡先を見て電話をかけています。
特に個人事業主(フリーランス)の方や、副業で確定申告をしている会社員の方は、日中連絡がつきやすい番号として携帯電話を登録しているケースが大半です。
また、会社の経理担当者であれば、法人税の申告書や、源泉所得税の納付書に記載した担当者欄の番号にかけてきている可能性もあります。
つまり、彼らは無作為に電話をかけているわけではなく、「あなたに用事があって」 ピンポイントで連絡してきているのです。
「間違い電話じゃないか?」という淡い期待を持つ方もいますが、私の経験上、その確率は極めて低いです。
税務署職員は公務員であり、個人情報の取り扱いには慎重です。
電話をかける前に、書類の氏名と電話番号を何度も確認してからダイヤルしています。
ですので、この番号から着信があったということは、十中八九、あなた自身、もしくはあなたが管理する事業(会社)に対する用件があると考えたほうが賢明です。
「税務署=怖い」「電話=怒られる」というイメージが先行しがちですが、実際は事務的な確認作業であることがほとんどです。
いきなり怒鳴られたり、逮捕されたりすることは絶対にありませんので、過度な心配は不要です。
次のセクションでは、具体的に「どのような理由で電話がかかってくるのか」を詳しく解説します。
ビビらなくてOK! 税務署から電話がかかってくる「よくある3つの理由」
「税務署からの電話」と聞くと、映画やドラマに出てくるような「マルサ(査察)」を想像して震え上がってしまうかもしれません。
しかし、一般の納税者に対して、いきなり強制捜査のような電話がかかってくることはまずありません。
私が長年、様々な個人事業主の方から相談を受けてきた経験や、自身のリサーチに基づくと、電話の用件は大きく分けて以下の3つのパターンに集約されます。
そして、その9割以上は、単なる「事務的な確認」や「うっかりミスの訂正」です。
それぞれの理由について、具体的に見ていきましょう。
理由1:提出書類の計算ミスや記載漏れの確認(約6~7割)
最も多い理由がこれです。
確定申告シーズン(2月〜3月)の直後や、数ヶ月経った頃にかかってくる電話は、ほとんどがこのパターンです。
人間が書類を作る以上、どうしてもミスは発生します。
税務署の職員は、提出された膨大な申告書をチェックしており、そこで見つかった軽微なミスについて「これ、間違っていませんか?」と確認してくれているのです。
具体的には、以下のようなケースがよくあります。
- 添付書類の不足
生命保険料控除証明書や、ふるさと納税の寄附金受領証明書などが同封されていない、あるいはe-Taxで送信漏れがある場合です。
「証明書が足りないので送ってください」という連絡であれば、郵送するだけで解決します。 - 計算間違い・転記ミス
収入金額の集計ミスや、経費の計算間違いなどです。
最近は会計ソフトを使っている方が多いので減ってきましたが、手書きで申告書を作成している場合は頻発します。
また、源泉徴収票の数字を書き写す際に、桁を間違えてしまうケースもあります。 - ハンコの押し忘れ・署名漏れ
紙で提出した場合に多いのが、押印漏れやマイナンバーの記載ミスです。
これも、税務署に行って押印するか、郵送で対応すれば済みます。
私自身も過去に、生命保険料控除の計算式を勘違いして過大に申告してしまい、税務署から電話をもらったことがあります。
その時は「脱税だと疑われたらどうしよう」と心臓がバクバクしましたが、担当の方は非常に親切で、「ここの計算、少し違っているようなので訂正しておきますね」と淡々と処理してくれました。
このように、相手はあくまで事務処理の一環として電話をしてきているだけです。
決してあなたを責めたり、問い詰めたりするために電話をしているわけではありません。
理由2:還付金の手続きに関する連絡(ポジティブな理由)
これはむしろ「嬉しい知らせ」であるパターンです。
確定申告で税金が戻ってくる(還付される)予定の方にかかってくることがあります。
主な理由は以下の通りです。
- 還付金の振込先口座の間違い
申告書に記載した銀行口座の番号が間違っていたり、本人名義以外の口座(家族の口座や屋号付き口座など)を指定してしまったりして、振込ができなかったケースです。
銀行と口座名義が完全に一致しないと、還付金は振り込まれません。 - 還付加算金の確認
還付の手続きが遅れた場合などに、「還付加算金」という利息のようなものが付くことがあります。
その確認のために連絡が来ることがあります。
このパターンの場合、電話に出ないといつまで経ってもお金が振り込まれません。
「税務署からの電話なんて出たくない」と無視し続けて、せっかく戻ってくるはずのお金を受け取り損ねてはもったいないですよね。
着信時期が4月〜5月頃で、還付申告をしている場合は、この可能性が高いと考えて良いでしょう。
理由3:納税の催促(うっかり忘れはありませんか?)
少し注意が必要なのが、この「納税の催促(納付勧奨)」のパターンです。
「税金はちゃんと払ったはず」と思っていても、意外な落とし穴があります。
特に多いのが、振替納税(口座引き落とし)の残高不足です。
所得税の振替納税日は、通常の確定申告期限(3月15日)よりも遅く、4月中旬頃に設定されています。
このタイムラグのせいで、うっかり口座にお金を入れ忘れてしまい、引き落とし不能になってしまう方が非常に多いのです。
税務署の担当者は、「引き落としができなかったので、納付書を送りますから払ってくださいね」あるいは「いつ払えますか?」と確認するために電話をかけてきます。
この電話を無視し続けると、後述する「延滞税」がかさんだり、最悪の場合は督促状が届いたりすることになります。
もし心当たりがある場合は、すぐに折り返して「すみません、うっかりしていました。すぐに払います」と伝えれば、大きなトラブルにはなりません。
補足:一番怖い「税務調査」の連絡である確率は?
皆さんが一番恐れているのは、「税務調査を行いたい」という連絡ではないでしょうか。
結論から言うと、この可能性もゼロではありませんが、上記の3つに比べれば確率は低くなります。
一般的に、個人事業主に対する税務調査の割合は、全体の1%程度と言われています。
また、税務調査の連絡が入る時期は、確定申告が終わって落ち着いた夏から秋(7月〜11月頃)が多い傾向にあります。
もし本当に税務調査の連絡だったとしても、いきなり電話で「明日行きます」と言われることは原則としてありません。
「税務調査を行いたいので、都合の良い日程を調整させてください」という事前通知の電話です。
ですので、その場で慌てて対応する必要はありません。
「今はスケジュールが分からないので、確認して折り返します」と言って電話を切り、その後に税理士に相談して立ち会いを依頼すれば良いのです。
「電話に出たら最後、家に乗り込まれる」というのはドラマの見過ぎですので、安心してください。
「知らない番号だから」と無視し続けるとどうなる?
「理由はわかったけど、やっぱり役所の人と話すのは気が重い…」
「忙しいし、留守電も入っていないから、このまま放置してもいいかな?」
そんな誘惑に駆られる気持ち、痛いほどよく分かります。
かつて私も、督促状の封筒を見るだけで胃が痛くなり、現実逃避して電話を無視していた時期がありました。
しかし、元・着信拒否のプロとして断言します。
公的機関からの電話だけは、絶対に無視してはいけません。
民間のセールス電話なら、無視していればそのうちリストから外れて電話が来なくなります。
しかし、税務署は違います。
彼らは法律に基づいて職務を行っており、「連絡がつかないから諦める」ということは100%ありません。
ここでは、電話を無視し続けた場合にあなたに降りかかる、具体的かつ現実的なリスクについて解説します。
脅すわけではありませんが、これを知っておけば「すぐに折り返そう」という決心がつくはずです。
督促状が届き、最悪の場合は「差押え」のリスクも
もし電話の用件が「納税の催促」だった場合、無視し続けることは致命的です。
税務署の徴収システムは非常にシステマチックに動いています。
- 電話連絡(納付勧奨): まずは電話で「お忘れではありませんか?」と優しく確認が入ります。
- 督促状の送付: 電話に応じないと、法律に基づき「督促状」が送られます。これは「いつまでに払わないと処分しますよ」という最終通告に近いものです。
- 財産調査: 銀行口座や取引先、勤務先(給与)などの調査が行われます。
- 差押え(滞納処分): 予告なく預金口座から税金分が引き抜かれたり、給与が差し押さえられたりします。
法律上、督促状を発してから10日が経過すれば、税務署はいつでも差押えを執行できることになっています。
電話を無視するということは、「話し合いで解決するチャンス」を自ら放棄しているのと同じです。
逆に、電話に出て「今月は厳しいですが、来月なら払えます」や「分割でお願いできませんか」と相談すれば、柔軟に対応してくれるケースも多々あります。
私の知人も、資金繰りが悪化して納税が遅れた際、すぐに税務署に電話して事情を話したところ、毎月の分割納付(換価の猶予)を認めてもらい、差押えを回避できました。
無視を決め込むのが、最もリスクが高い選択なのです。
「更正処分」で控除が否認され、税額が増える可能性
電話の用件が「書類の不備確認」だった場合のリスクも深刻です。
例えば、「この経費の領収書の内容を確認したい」あるいは「扶養控除の要件を満たしているか確認したい」といった問い合わせだったとします。
これを無視し続けると、税務署側は「確認が取れない=認められない」と判断せざるを得ません。
その結果、どうなるか。
税務署長の権限で、一方的に税額を決定する「更正処分」が行われます。
具体的には、「経費として認めない」「控除を取り消す」という処理がなされ、その分の税金が追加で請求されることになります。
さらに、本来納めるべき税金(本税)に加えて、「過少申告加算税」や「延滞税」といったペナルティ(附帯税)まで上乗せされてしまいます。
たった一本の電話に出て、「あ、その領収書あります。送ります」と答えるだけで済んだ話が、無視したせいで数万円、数十万円の損失につながる可能性があるのです。
「連絡がつかないなら、一番厳しい条件で処理するしかない」
これが役所の論理です。
これを避けるためにも、意思疎通を図っておくことが自分の身を守ることになります。
結論:公的機関の電話だけは「折り返し」が正解
以上の理由から、荒川税務署からの電話には、必ず折り返すのが正解です。
「怒られるかもしれない」という精神的なコストよりも、「無視して金銭的な損害を被る」実害のほうが遥かに大きいからです。
それに、実際に電話してみると、拍子抜けするほど事務的で丁寧な対応をされることがほとんどです。
「お忙しいところすみません、一点確認させてください」といった具合です。
彼らも公務員ですから、理由もなく納税者を怒鳴りつけたりはしません。
むしろ、早めに折り返すことで心証が良くなり、その後の手続きがスムーズに進むメリットさえあります。
では、実際に折り返す際にはどのような準備が必要なのか。
次のセクションで、具体的なマニュアルをご紹介します。
荒川税務署への「折り返し」完全マニュアル
「よし、折り返そう」と決心しても、いざ電話をかけるとなると緊張しますよね。
「何を聞かれるんだろう?」
「自動音声でどこを選べばいいの?」
そんな不安を解消するために、スマホを見ながらそのまま実行できる「折り返し完全マニュアル」を作成しました。
これさえ手元にあれば、焦ることはありません。
電話をかける前に準備すべき「3種の神器」
何も準備せずに電話をかけると、質問に答えられず、結局「確認してまたかけ直します」という二度手間になってしまいます。
最低限、以下の3つを手元に用意してからダイヤルしてください。
- 提出した確定申告書の控え
これが最も重要です。
電話では「申告書の第1表の、収入金額等のアの欄の数字ですが…」といったように、申告書を見ている前提で話が進みます。
紙の控えがない場合は、会計ソフトの画面や、e-Taxの送信データ(PDF)を開ける状態にしておきましょう。 - カレンダー・手帳(スケジュール管理アプリ)
もし来署(税務署に行くこと)をお願いされた場合、その場で日程調整をする必要があります。
「いつなら行けますか?」と聞かれて慌てないよう、直近2週間のスケジュールを確認できるようにしておきましょう。 - メモ帳とペン
担当者の「部署名」「氏名」「内線番号」を必ずメモしてください。
税務署は巨大な組織です。
次回かける時に「先ほど電話した佐藤ですが…」と言っても、「どの担当者ですか?」と聞き返されてしまい、たらい回しにされる可能性があります。
「管理運営部門の田中さん、内線123番」のようにメモを残しておけば、次回はスムーズに直通でつながります。
自動音声ガイダンスの攻略法(番号一覧表)
荒川税務署(03-3802-4111)に電話をかけると、人間が出る前に自動音声ガイダンスが流れます。
ここで操作を間違えると、全く関係のない部署や、国税庁の一般的な相談センターに飛ばされてしまいます。
「税務署からの着信に対する折り返し」の場合は、以下の手順で進んでください。
▼自動音声のフローチャート
| ガイダンス番号 | つながる先 | 今回の目的(折り返し)に適しているか |
|---|---|---|
| 0番 | 確定申告に関する相談(期間限定) | ×(一般的な相談窓口です) |
| 1番 | 税金に関する一般的な相談 | ×(電話相談センターへ転送されます) |
| 2番 | 税務署への用件 | ◎(これを選択してください) |
基本的には、最初のガイダンスで「2番」を選択します。
これは「税務署の職員と直接話をしたい場合」の番号です。
2番を押すと、さらに内線番号を押すように言われますが、内線番号が分からない(着信があっただけで担当者が不明な)場合は、そのまま待つか、「音声案内による案内(部門選択)」に従います。
多くの場合は、以下のような部門選択になります。
- 所得税に関すること → 個人課税部門
- 法人税に関すること → 法人課税部門
- 納税(支払いや引き落とし)に関すること → 徴収部門
- 総務・管理に関すること → 管理運営部門
もし自分がどの部門か分からなければ、「管理運営部門(総務)」につないでもらいましょう。
そこで「携帯に不在着信があったので折り返しました」と伝えれば、名前と住所から担当部署を探して転送してくれます。
担当者に繋がったらこう話そう! 会話スクリプト
担当者(または交換手)が出たら、余計な前置きは不要です。
以下のテンプレート通りに話せば、スムーズに用件が伝わります。
【会話例】
あなた:
「お忙しいところ恐れ入ります。
○月○日に、こちらの番号から私の携帯電話に着信がありましたので、折り返しご連絡いたしました。
○○区(住所)の、佐藤健太(氏名)と申します。」
職員:
「確認いたします。少々お待ちください。」
(保留音)
職員:
「お待たせいたしました。個人課税部門の田中がお電話いたしました。
実は、先日ご提出いただいた確定申告書の件で、1点確認したいことがございまして…」
- 「着信があったので折り返した」という事実を最初に伝えます。
- 税務署は管轄地域ごとに管理しているので、「住所(特に区)」を伝えると検索が早くなります。
- もし担当者が不在(離席中や他の電話対応中)と言われた場合は、「何時頃ならお戻りでしょうか?」と時間を聞き、こちらからかけ直すことを伝えましょう。
- 「折り返しお電話させましょうか?」と聞かれることもありますが、個人の携帯番号へのかけ直しは行わない方針の部署もあるため、こちらからかけるのが確実です。
呼び出されたらどう行く? 荒川税務署へのアクセス・駐車場情報
電話で話した結果、「資料を持って一度来署してください」と言われることがあります。
また、「説明が複雑なので、窓口で直接聞いたほうが早い」というケースもあります。
いざ行くとなった時に迷わないよう、荒川税務署へのアクセス情報と、意外と知られていない駐車場の注意点をまとめました。
アクセス:西日暮里駅・新三河島駅からの所要時間
荒川税務署の所在地は、東京都荒川区西日暮里6丁目7番2号です。
最寄り駅は以下の2つです。
- JR山手線・京浜東北線・東京メトロ千代田線「西日暮里駅」
- 徒歩約7〜8分。
- 駅を出て、尾久橋通りを北へ進み、冠新道入口交差点を右折するルートが一般的です。
- 比較的平坦な道ですが、少し距離があります。
- 京成電鉄「新三河島駅」
- 徒歩約5〜6分。
- 明治通りを渡り、住宅街を抜けていくルートです。
- 西日暮里よりも少し近いですが、京成線ユーザー以外は使いにくいかもしれません。
また、都営バスを使う場合は、「西日暮里六丁目」バス停が目の前にあります。池袋駅東口や浅草寿町からのバスが利用できます。
駐車場はあるが要注意! 確定申告時期は「激混み」
車で行きたいと考える方も多いと思いますが、注意が必要です。
荒川税務署には敷地内に来庁者用駐車場がありますが、台数は非常に限られています(約10台程度)。
平日の閑散期(夏場など)であれば停められることもありますが、2月〜3月の確定申告期間中は、まず停められないと思ってください。
駐車待ちの車が道路に列を作り、警備員に入庫を断られる光景をよく目にします。
その場合、近隣のコインパーキングを探すことになりますが、周辺は住宅街や狭い道が多く、駐車場探しに苦労します。
相場も、西日暮里エリアなので決して安くはありません(20分200円〜300円程度)。
【博士のアドバイス】

約束の時間に遅刻すると担当者の心証も悪くなります。
特に呼び出しを受けた際は、精神的な余裕を持つためにも、電車と徒歩での来庁を強くおすすめします。
どうしても車が必要な場合は、時間に30分以上の余裕を持って出発しましょう。
開庁時間と土日対応について
荒川税務署の開庁時間は、以下の通りです。
- 月曜日〜金曜日:午前8時30分から午後5時まで
- 土曜日・日曜日・祝日:休み
サラリーマンの方など、平日に休みを取るのが難しい場合でも、原則として平日の時間内に訪問する必要があります。
ただし、毎年2月中旬から3月15日までの確定申告期間中に限り、特定の日曜日(例年2回程度)だけ開庁して相談を受け付けています。
それ以外の時期に土日に手続きをすることはできませんので、有給休暇を取るか、中抜けをして対応する必要があります。
どうしてもの場合は、担当者に「仕事の都合でどうしても平日に行けないのですが、郵送で対応できませんか?」と相談してみてください。
内容によっては柔軟に対応してくれることもあります。
本当に行かなきゃダメ? 郵送やe-Taxで済ませる裏技
「仕事が忙しくて平日に税務署に行くなんて無理!」
「担当者と対面で話すのは緊張するから避けたい…」
そんな方のために、現地に行かずに用件を済ませる方法をご紹介します。
必ずしも「呼び出し=来署必須」ではありません。
多くの手続きは、リモートで完結させることが可能です。
追加書類の提出は「郵送」でも可能な場合が多い
電話の用件が「証明書の添付漏れ」や「計算ミスの訂正印を押してほしい」といった内容であれば、郵送でのやり取りが可能か聞いてみましょう。
ほとんどの場合、「郵送でも結構ですよ」と言ってもらえます。
郵送する場合の手順は以下の通りです。
- 担当者に「郵送で送ります」と伝え、何を送ればいいか正確に確認する。
- 封筒の表面に、荒川税務署の住所と「○○部門 ○○様(担当者名)」を大きく書く。
- さらに赤字で「確定申告関係書類 在中」や「追加提出書類」と書いておくと、署内での紛失防止になります。
- 送付状(誰が、何を、何のために送ったかを書いたメモ)を同封する。
- 念のため、特定記録郵便やレターパックなど、追跡可能な方法で送る。
これで、わざわざ半休を取って西日暮里まで行く必要はなくなります。
e-Tax(電子申告)なら自宅から修正申告が可能
もし「申告内容の誤りを直して、修正申告書を出してください」と言われた場合も、e-Taxを使えば自宅から手続きできます。
e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用すれば、修正申告書の作成から送信までをネット上で完結できます。
必要なものは以下の通りです。
- マイナンバーカード
- ICカードリーダライタ(またはマイナンバーカード読取対応のスマートフォン)
- e-Taxの利用者識別番号(以前e-Taxを使ったことがあるなら持っています)
「やり方が分からない」という方は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」というWEBサイトを使えば、画面の案内に従って入力するだけで修正申告書が作れます。
担当者に「e-Taxで修正申告を送信します」と伝えておけば、非常にスムーズです。
この方法は、移動時間ゼロ、待ち時間ゼロで済むため、最も効率的な解決策です。
よくある質問(FAQ)
最後に、荒川税務署からの電話に関する、細かすぎるけれど気になる疑問にお答えします。
これを知っておけば、さらに冷静に対応できるはずです。
夜遅くにかかってくることはありますか?
基本的にはありませんが、繁忙期には18時〜19時頃にかかってくることも稀にあります。
公務員の勤務時間は原則17時までですが、確定申告シーズンなどの超繁忙期には、職員も残業をして書類のチェックを行っています。
そのため、日中連絡がつかなかった場合などに、少し遅い時間にかかってくるケースもゼロではありません。
ただし、夜の20時や21時、あるいは早朝にかかってくることは通常あり得ません。
そのような非常識な時間帯の着信は、税務署を騙る詐欺の可能性が高いので警戒してください。
知らない携帯番号からかかってきたのですが…?
税務署が職員個人の携帯電話から業務連絡をすることは絶対にありません。
着信履歴に「090」や「080」で始まる番号が表示され、出たら「荒川税務署です」と名乗られた場合、それは間違いなく詐欺です。
即座に電話を切り、着信拒否設定をしてください。
税務署からの電話は、必ず市外局番(03など)の固定電話番号です。
今回解説している「03-3802-4111」や、部門直通の固定電話番号以外からかかってくることはありません。
荒川区に住んでいないのに荒川税務署から来るのはなぜ?
事業所の所在地、あるいは「納税地」が荒川区になっている可能性があります。
例えば、以下のようなケースです。
- 自宅は埼玉県だが、荒川区西日暮里に事務所(店舗)を借りていて、そこを納税地として届け出ている。
- 以前荒川区に住んでいて、引っ越しをしたのに「納税地の異動届出書」を出し忘れている。
(この場合、管轄が旧住所の荒川税務署のままになっています) - 亡くなった親族の遺産相続に関する連絡で、被相続人(亡くなった方)の住所が荒川区だった。
「住所が違うから間違い電話だ」と決めつけず、自分と荒川区との接点(過去の居住歴や事業所)を確認してみましょう。
まとめ & CTA
長くなりましたが、最後に要点を整理しましょう。
スマホに残った「03-3802-4111」の着信履歴。
その正体は、荒川税務署からの事務的な連絡です。
- 安全です:詐欺ではありません。国税庁の正規の番号です。
- 用件は事務的です:計算ミスや記載漏れの確認、あるいは還付金の連絡が大半です。いきなり逮捕されたり怒鳴られたりすることはありません。
- 無視は危険です:放置すると、還付金がもらえなかったり、延滞税が増えたり、最悪は差押えに発展したりするリスクがあります。
不安な気持ちは痛いほど分かりますが、放置して事態が好転することは絶対にありません。
逆に、今すぐ折り返してしまえば、5分後には「なんだ、そんなことか」と安堵しているはずです。
以下のチェックリストを確認して、勇気を出して通話ボタンを押してください。
このモヤモヤした不安から解放され、スッキリした気持ちで日常に戻りましょう。
▼折り返し前の最終チェックリスト
| チェック | 項目 |
|---|---|
| □ | 確定申告書の控え(またはデータ)を手元に用意した? |
| □ | メモ帳とペンを持った? |
| □ | スケジュール帳(カレンダー)を確認できる状態にした? |
| □ | 時間帯は 平日 8:30〜17:00 の間であるか? |
| □ | 心を落ち着けた?(大丈夫、ただの事務連絡です!) |









